我が国の生命保険の特徴は、1つの核のとなる保険契約に色々なオプション契約が付随していることです。
この核となる保険契約を主契約、後者のオプション契約のことを特約と言います。
主契約の上に特約が乗った状態をイメージすれば分かりやすいと思います。
20数年前まで日本の生命保険業界は、当時の大蔵省の指導のもとで同一保険料金、同一保険料、同一配当の行政指導が行われていた関係で、その指導の中で、各生命保険会社が独自に差別化を図るために多くの保険商品を提供する必要がありました。
その結果、多くの特約を付けて保険を販売することとなり、生命保険が複雑で多種多様になったのです。
また、生命保険はかつては、単品保険商品として医療保険の販売を行うことができなかったので、これを特約として付加させたことも、多種類で複雑な分かりにくい保険商品になったと考えられます。
ところで、主契約とは、保険契約の基本となるもので、定期死亡保険、養老保険、個人年金保険等が挙げられます。
主契約と特約の一番シンプルなものは、定期特約付き終身保険で、一生涯続く終身保険を主契約の上に、そのうちの10年、20年間等の期間を区切って定期保険特約を終身保険に上乗する形です。
定期保険特約の付いている20年間は、死亡又は高度障害になった時に終身保険の保険金と定期保険の保険金それぞれの支払いを受けることになります。
現在の生命保険特約で代表的なものは、3大疾病特約や余命6か月の診断を受けた場合には保険金の支払いを受けることのできるリビングニーズ特約(無料)、また、介護保険保険特約も時代とともに人気を集めています。
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