生命保険の基本形には、掛け捨ての定期保険の他、貯蓄型の生命保険である終身保険があります。
この貯蓄型の生命保険である終身保険の保険料の内訳は、
1.生命保険会社の経費、
2.保険金支払い部分
3.保険料の運用部分の以上3つから構成されています。
3.の運用部分は、予定利率のことで、貯蓄型保険の代表格である養老保険(生死混合保険)は、この部分に保険料の多くを投入し、死亡保険や医療保険では、2.の部分に厚く資金を投入しています。
ところで、私たちが一番気になるこの運用部分の利率は現在いかほどでしょうか。
バブル期の最高時点での予定利率は、概ね5%~6%の高率でした。
この率は当時の他の金融投資商品と比べて決して高い数値とは言えない利率でしたが、生命保険本来の保障機能が付いてこの予定利率の高率は、かなり満足のいく数値でした。
しかし、現在はどうでしょう。
保険契約の内容によって多少開きはありますが、現在の予定利率は概ね1.5%位です。
また、私たちが保険会社に支払った保険料は全額運用部分に振り分けられません。
運用部分に振り分けられる比率は、多めに見積もっても50%を超える位です。
この数値を基にした場合、比較的運用利率が良いと考えられていたバブル期でさえ、予定利率は、実質的には3%に満たない低率であったことになります。
生命保険業界は、かつて護送船団方式で横並びや規制によって守られた業界でした。
その結果、独自性のある商品開発ができにくく、また、職員の給与も高く営業コストも大変高いものでした。
そこで業界では、このような体質を改善して、生命保険本来の理念に立ち返った営業姿勢を取り戻そうと経営改善に取り組んでいるのが現状です。
そして私たち自身も、コスト削減で真にお客さんの為になる保険を安く開発している保険会社を注意して発見すべきです。
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